桜龍の奴等

チラリと見えた、人影。

スタッフオンリーの部屋から物音もする。

……なるほど、あそこが敵の本部か。
爽はそう思い、部屋のドアを開けた。

そこに居たのは、十数人。

爽は近くにあった椅子を蹴り飛ばした。

ガタンー

「ここの指揮をとってんのは、誰だ。」

爽は怖いくらいの殺気を放ちながら、たずねた。
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