桜龍の奴等

追跡されたため、爽は簡単に本当のことを言った。

「あぁ、俺は危ない龍、龍危だ。」

「嘘を言ったから、さっきの取引はなし。

俺たち……ここにいるメンバーと龍危、お前1人だ。」

「そうか、分かったよ。」

簡単に相手の条件を飲み込む爽。

「だが、お前たちの好きにはさせない。」

相手の方へと殴りかかろうと足を踏み出した時、爽の膝が折れた。
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