桜龍の奴等

成功……と同時に落下。

見事に着地した爽は、威王の意識を飛ばした。

爽は取り上げられていた自分の所持品を取り返してから、仁のいる塔の方へと走った。

凸凹としたレンガをつかみ、爽は外壁を伝い 仁の元までたどり着いた。

「爽、大丈夫か⁇」

「大丈夫だ、俺のせいで悪かった。」

仁は自分に取り付けられていた手錠、足枷を外していく。
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