桜龍の奴等

「爽、これは病院に行った方がいい。
出血が多い。

爽、今 顔色もすごく悪いし 輸血した方が良いんだと思う。

多分、ザックリ切れたりもしてるし 縫わないといけないかも。」

「え……、縫うの⁇」

爽が思っていたよりも遥かに深い傷。

「俺、送ってくる……。」

凌牙にそう告げると風牙は後ろに爽を乗せて、バイクを走らせた。
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