桜龍の奴等

「んじゃ、バイク 乗れるか⁇」

走馬がバイクを持ってきた。

「仁、これでいい⁇」

「ああ、ありがと。

爽は、このバイクを使って。
んで、今から 走馬と走る練習してこい。

走馬、手加減しなくていいぞ。
んじゃ、いってらっしゃい。」

それだけ言うと、仁は中に入っていった。

「爽、バイクに乗ったことは⁇」

「あるけど、走らせたことはない。」

「なら、とりあえず、走ろう。

エンジンのかけかたとかは分かるよな⁇
とりあえず、エンジンかけて。

練習するのにいいところまで連れて行くから。」

「え、走れない……。」