桜龍の奴等

倉庫の鍵は、昨日もらっていた。

けれど、鍵の出番はなく ドアは開いていた。

そのまま、昨日 皆で溜まっていた場所へ行くと 仁が居た。

「他のメンバーは、まだなんですか⁇」

ソファに寝転んでいた仁は 上半身を起こした。

「爽……もう、帰ってきたのか⁇

今日は、俺だけだけど……不満か⁇」
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