桜龍の奴等

「何でだ⁇」

思ったよりも落ち着いている……そう思って、そらしていた視線を仁の方に向けると 落ち着きを通り越して 静かな殺気を放っていた。

「俺の彼女がクラスの女子を操って、琴にそういうことをしたみたい。

されているところを確実に見たわけじゃないけど……多分。」

「……原因は⁇

彩葉に原因があるなら、それは仕方ないと思う。
けど、そうじゃないなら……爽がなんとかしてやってくれ。」
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