eternal destiny
「ぐっ……あ"あ"あ"ぁぁ‼︎」
嫌だ嫌だ、何でコイツがここに……⁇
「向流、どうした⁉︎」
「ちょっ、ギブギブギブ‼︎
林猫、交代して‼︎」
1階について1部屋目でイキナリ俺は奴に出会ってしまった。
「何⁇」
「奴等だよ……GだよG‼︎
雑食系の茶色く光って、たまに飛んじゃう 繁殖力がパナい ゴキちゃんだよ‼︎」
「あぁ、そう。
んじゃあ 俺がそっちの部屋の掃除するから、向流は俺がさっき掃除してた方の部屋行って。」
「了解。」
林猫、几帳面だから 綺麗に四隅から綺麗にしていってて 何処が掃除済みかなんて 一目で分かってしまう。
……ここ、掃除すんの すげー面倒くさい。
なんで、ここに限って 応接間なんだよ。
暖炉とか、シャンデリアとか 絵画とか……。
1つ1つ、面倒くさい。
てか、1番下の階に応接間とか あったっけ⁇
なかった気がするんだけどな……。
あれかな⁇ロードの魔法でまた新しく付け加えたのかな⁇
そうだとしたら、もう本当に脱帽レベルの嫌がらせの上手さだと思う。
「……面倒い。」
ブツクサブツクサ言いながら、俺は 掃除の手を動かし続ける。
が、俺はあることに気づいてしまった。