ハンバーガーと私とガールズラブ
 私は急に怖くなって、窓を閉めて、それからカーテンも閉めた。


 穂波ちゃんだろうか。


 ……そうか、ずっとこうやって、家の周りで、情報を集めてたんだ。


 私の生活習慣とか、そう言うの知られてたんだ。


 ゴミとかも漁られてたかもしれない。


 もう、やだ。


 気持ち悪い。


 そうこうしている内に、私はまた涙が流れるのを感じた。


 もう、何度目だろう。


 ここ数日、ずっと泣いてる。


 もう、泣きつかれた。


 誰もいないところに行きたい。


 誰も傷つけないで、傷つけられないで。


 そうやって生きて行きたいよ。
< 107 / 166 >

この作品をシェア

pagetop