ハンバーガーと私とガールズラブ
で、秋も深まったある日。
アイリとミホと、私、それから穂波ちゃんで集まった。
ハンバーガーショップ。
私はチーズバーガーを食べて、アイリの話を聞いた。
「だからさ~ もう一回、バンドやらない?」
バンド。
なんでも、エリが組んだバンドが実力派で少し有名になったらしく、悔しいらしい。
もともと、エリは歌うまいし、ルックスは可愛いし、ギターだって豪快に弾いて見せてた。
「でもよー、ボーカルがいないぜ、ボーカルが」
チキンバーガーを食べているミホが、そんなことを言う。
「へっへーん。アイリがなんでこの4人を集めたと思ってんの? 3人で組むんなら、穂波ちゃん呼ばないでしょ? ね、穂波ちゃん?」
アイリとミホと、私、それから穂波ちゃんで集まった。
ハンバーガーショップ。
私はチーズバーガーを食べて、アイリの話を聞いた。
「だからさ~ もう一回、バンドやらない?」
バンド。
なんでも、エリが組んだバンドが実力派で少し有名になったらしく、悔しいらしい。
もともと、エリは歌うまいし、ルックスは可愛いし、ギターだって豪快に弾いて見せてた。
「でもよー、ボーカルがいないぜ、ボーカルが」
チキンバーガーを食べているミホが、そんなことを言う。
「へっへーん。アイリがなんでこの4人を集めたと思ってんの? 3人で組むんなら、穂波ちゃん呼ばないでしょ? ね、穂波ちゃん?」