ハンバーガーと私とガールズラブ
「ご、ごめんね、穂波ちゃん。」
「ううん。先輩、辛い時は、泣いても良いんですよ。」
「穂波ちゃん。」
「先輩は、入学式の日、私を助けてくれたんですよ。忘れてるかもしれないけど。同じように、私に優しくしてくれて、私を慰めてくれて。」
正直覚えてない。なんとなく、そんなことあったかななんて記憶はおぼろげにあるけれど。
「先輩……」
穂波ちゃんは私の髪に触れ、それから私の頬に手を添えて、それからつま先足で背伸びをして。
私にキスをした。
唇が、ちょんって触れるくらいの、すぐにはそれがキスだなんて気づかないくらいの。
「守ってあげたいんです。今度は私が先輩を。」
穂波ちゃんはそう言うと静かに微笑んで、それから私が段々と顔を赤くしてしまう様を見てから、ふふっと笑って、言った。
「キス、しちゃった。私、キスしたの、初めてです。」
「ううん。先輩、辛い時は、泣いても良いんですよ。」
「穂波ちゃん。」
「先輩は、入学式の日、私を助けてくれたんですよ。忘れてるかもしれないけど。同じように、私に優しくしてくれて、私を慰めてくれて。」
正直覚えてない。なんとなく、そんなことあったかななんて記憶はおぼろげにあるけれど。
「先輩……」
穂波ちゃんは私の髪に触れ、それから私の頬に手を添えて、それからつま先足で背伸びをして。
私にキスをした。
唇が、ちょんって触れるくらいの、すぐにはそれがキスだなんて気づかないくらいの。
「守ってあげたいんです。今度は私が先輩を。」
穂波ちゃんはそう言うと静かに微笑んで、それから私が段々と顔を赤くしてしまう様を見てから、ふふっと笑って、言った。
「キス、しちゃった。私、キスしたの、初めてです。」