ハンバーガーと私とガールズラブ
私と一生懸命な貴女
☆
翌日。
リンリンうるさい目覚まし時計が鳴って。
私は布団を跳ね飛ばし、背を伸ばす。
カーテンの隙間から眩しい金色の光。
いつもと変わらない朝。
まだ起きて来ない弟を起こして、お母さんの作った朝ごはんを食べる。
ベーコンエッグには何もかけない派の私。
だって、ベーコンの旨味と塩分にとろーりまったりとした半熟の黄身がソースのように絡まりあい至高の官能世界へ……うへ、うへへへ。
……おっと、いかんいかん。
美味しい朝ごはんに、ギリギリまで新聞を読むお父さん、ギリギリまでテレビを見てる弟を残して家を出る。
弟は一つ下の学年で同じ高校だけど、一緒には登校しない。
だって、なんだか恥ずかしいもん。
「おはようございま~す」
私は道ですれ違う涼子さんに挨拶をした。
「おはよう、キー子ちゃん、今日も元気だね」
「えへへ、それだけが私のとりえですから」
私は笑顔でその場を離れる。
翌日。
リンリンうるさい目覚まし時計が鳴って。
私は布団を跳ね飛ばし、背を伸ばす。
カーテンの隙間から眩しい金色の光。
いつもと変わらない朝。
まだ起きて来ない弟を起こして、お母さんの作った朝ごはんを食べる。
ベーコンエッグには何もかけない派の私。
だって、ベーコンの旨味と塩分にとろーりまったりとした半熟の黄身がソースのように絡まりあい至高の官能世界へ……うへ、うへへへ。
……おっと、いかんいかん。
美味しい朝ごはんに、ギリギリまで新聞を読むお父さん、ギリギリまでテレビを見てる弟を残して家を出る。
弟は一つ下の学年で同じ高校だけど、一緒には登校しない。
だって、なんだか恥ずかしいもん。
「おはようございま~す」
私は道ですれ違う涼子さんに挨拶をした。
「おはよう、キー子ちゃん、今日も元気だね」
「えへへ、それだけが私のとりえですから」
私は笑顔でその場を離れる。