ハンバーガーと私とガールズラブ
怖い。すごい怖い
「先輩、私、もう、先輩のこと嫌いです。だって、全部先輩が悪いんじゃないんですか? 荒井先輩が大怪我したのだって、先輩が荒井先輩のこと、あんなふうに言って傷つけるから。」
「そ、それは。」
「弟君のことだってそう。私のこと、先輩にあれこれ吹聴するから、だから死んじゃったんだよ。先輩がいつまでも答えを先延ばしにして、相談なんてするから。」
ぞっとする笑みだった。
……そんなことより、今、穂波ちゃんは、なんて言ったの?
「し、死んだ? 弟が……?」
「死にましたよ。少し遅れてから致命的なダメージが来るように仕組んだんです。ふふ、私がしくじるわけ無いじゃないですか?」
「先輩、私、もう、先輩のこと嫌いです。だって、全部先輩が悪いんじゃないんですか? 荒井先輩が大怪我したのだって、先輩が荒井先輩のこと、あんなふうに言って傷つけるから。」
「そ、それは。」
「弟君のことだってそう。私のこと、先輩にあれこれ吹聴するから、だから死んじゃったんだよ。先輩がいつまでも答えを先延ばしにして、相談なんてするから。」
ぞっとする笑みだった。
……そんなことより、今、穂波ちゃんは、なんて言ったの?
「し、死んだ? 弟が……?」
「死にましたよ。少し遅れてから致命的なダメージが来るように仕組んだんです。ふふ、私がしくじるわけ無いじゃないですか?」