ハンバーガーと私とガールズラブ
「な、何言ってるの? 急に……確かに言ってたけど」
「俺が落ちたの、石段の真ん中くらいからだったんだけど。横に藪あるじゃん。もし、そこに誰かが隠れてたら、俺が通る瞬間を狙って……」
嘘だ。
「そんなの、ほ、穂波ちゃんがやったって言うの? り、理由が無いじゃん」
弟がすかさず言う。
「一緒に学校出るの、見られてたんだろ?」
……そうだ。
私が荒井に呼ばれて、神社に向かう時、私は穂波ちゃんと会った。
「悪いな後輩って、話しかけた奴、あいつが夕月穂波なんだろ?」
荒井がそんなことを言ってくる。
「そうだけど。だけど、荒井を怪我させる理由が……」
「俺が落ちたの、石段の真ん中くらいからだったんだけど。横に藪あるじゃん。もし、そこに誰かが隠れてたら、俺が通る瞬間を狙って……」
嘘だ。
「そんなの、ほ、穂波ちゃんがやったって言うの? り、理由が無いじゃん」
弟がすかさず言う。
「一緒に学校出るの、見られてたんだろ?」
……そうだ。
私が荒井に呼ばれて、神社に向かう時、私は穂波ちゃんと会った。
「悪いな後輩って、話しかけた奴、あいつが夕月穂波なんだろ?」
荒井がそんなことを言ってくる。
「そうだけど。だけど、荒井を怪我させる理由が……」