信じる強さ

「私は仕事にいく。
もし子どものこときかれたら
きちんと言うさ…
それで教育評論家の名が消えても
後悔はないさ。
菜穂さん…ありがとう」

それだけ言うと仕事に行ったお父さん
お父さんってこんな感じなんだ

「2人ともお腹空いたでしょう?
何か作るわね?待ってて」

そう言って台所に行ったマヤさん
私と秀斗は全て吹っ切れたように
微笑み合った

< 242 / 313 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop