ドSな君の、恋愛講座。
「うん!大好き!とくに誠さんの家でできたのは甘くて美味しい!」
嬉しそうにニコニコ、紙袋を受け取るこっこ。
「ねえねえ、大和君、ちょっとだけ算数教えてくれない?」
こっこがいつの間に取り出したのか、さっきも祐太の同じのを見た、夏休みのワークを見せた。
「最後の問題、わからないんだよね。ちょっとだけ!
ね!」
さくによく似たその顔に、俺は弱いんだよな…
「おじゃまします。」
こっこのあとについて行き、久しぶりに鈴原家のリビングに入る。
「あ、お姉ちゃんのことは気にしないで。」
…いや、すげえ気になる。
ソファでスヤスヤと気持ちよさそうに眠るさく。
「それでね、この問題なんだけど。」
こっこに問題を教えてやってる最中にも全く起きる気配のないさくが気になって仕方ない。
「よし、できた!ありがとう!大和君!」
それからお使いを頼まれていたらしいこっこは俺に好きなときに帰ってね、と言い残し、リビングを出て行ってしまった。
嬉しそうにニコニコ、紙袋を受け取るこっこ。
「ねえねえ、大和君、ちょっとだけ算数教えてくれない?」
こっこがいつの間に取り出したのか、さっきも祐太の同じのを見た、夏休みのワークを見せた。
「最後の問題、わからないんだよね。ちょっとだけ!
ね!」
さくによく似たその顔に、俺は弱いんだよな…
「おじゃまします。」
こっこのあとについて行き、久しぶりに鈴原家のリビングに入る。
「あ、お姉ちゃんのことは気にしないで。」
…いや、すげえ気になる。
ソファでスヤスヤと気持ちよさそうに眠るさく。
「それでね、この問題なんだけど。」
こっこに問題を教えてやってる最中にも全く起きる気配のないさくが気になって仕方ない。
「よし、できた!ありがとう!大和君!」
それからお使いを頼まれていたらしいこっこは俺に好きなときに帰ってね、と言い残し、リビングを出て行ってしまった。