ドSな君の、恋愛講座。
でもそれじゃあ、大和がシャツ一枚になっちゃう。
いくら10月だからって夜は寒いんだから。
「いいよ、私これ、ちゃんと返す約束したし、大和が風邪引いちゃう。」
すると大和はまたもやはあっと大きくため息をついた。
「俺が嫌なの。さくが他の男のパーカ着てるのが。」
そう言うと半ば強引にわたしからパーカを剥ぎとった。
そしてバサッと自分のブレザーをわたしの肩にかける。
「ほら、急ぐぞ。」
私はその大きなブレザーを着ると、大和のあとに続いた。
体育館に入るとさっきよりもさらに熱が上がった会場。
「さあーて、いよいよミスター&ミス春日台の決定です!投票してくれた皆さん、ありがとーう!」
司会の人のテンションもマックスで、会場はわあっという歓声に包まれた。
「大和!どこ行ってたんだよ!係の人、めっちゃ探してたぞ!ほら、早く舞台に上がれよ!」
梓くんが大和の姿を見つけると舞台を指さしながら言う。
いくら10月だからって夜は寒いんだから。
「いいよ、私これ、ちゃんと返す約束したし、大和が風邪引いちゃう。」
すると大和はまたもやはあっと大きくため息をついた。
「俺が嫌なの。さくが他の男のパーカ着てるのが。」
そう言うと半ば強引にわたしからパーカを剥ぎとった。
そしてバサッと自分のブレザーをわたしの肩にかける。
「ほら、急ぐぞ。」
私はその大きなブレザーを着ると、大和のあとに続いた。
体育館に入るとさっきよりもさらに熱が上がった会場。
「さあーて、いよいよミスター&ミス春日台の決定です!投票してくれた皆さん、ありがとーう!」
司会の人のテンションもマックスで、会場はわあっという歓声に包まれた。
「大和!どこ行ってたんだよ!係の人、めっちゃ探してたぞ!ほら、早く舞台に上がれよ!」
梓くんが大和の姿を見つけると舞台を指さしながら言う。