ドSな君の、恋愛講座。
「何してんの?」
その声はものすごく冷たくて。
なんだか心臓がぎゅって縮んだ。
「あ、あの…私、回覧板を…それで、里佳さんにケーキ…」
しどろもどろで自分でも何言ってるのかわからない。
大和が一歩、私に近づく。
「お前さ、バカなの?」
そして手を伸ばして、扉を閉めた。
「…へ?」
大和は私の腕を乱暴に引っ張ると、私の視界は急に反転した。
目に入るのは青い雲の模様の天井。
空が好きだっていう大和のために陸斗さんが張り替えた日を今でも覚えてる。
二人でベッドで寝転んで、空に浮いてるみたいね、って話したっけ。
それから私は大和のベッドに押し倒されたんだってことを理解した。
「やま…んっ!」
名前を呼ぼうとした瞬間に塞がれた唇。
それはいつものキスのは違っていて。
苦しい。
バタバタともがいてみるけど、手首はベッドに押し付けられ、大和の足が私の足の間に入ってきて身動きが取れない。
その声はものすごく冷たくて。
なんだか心臓がぎゅって縮んだ。
「あ、あの…私、回覧板を…それで、里佳さんにケーキ…」
しどろもどろで自分でも何言ってるのかわからない。
大和が一歩、私に近づく。
「お前さ、バカなの?」
そして手を伸ばして、扉を閉めた。
「…へ?」
大和は私の腕を乱暴に引っ張ると、私の視界は急に反転した。
目に入るのは青い雲の模様の天井。
空が好きだっていう大和のために陸斗さんが張り替えた日を今でも覚えてる。
二人でベッドで寝転んで、空に浮いてるみたいね、って話したっけ。
それから私は大和のベッドに押し倒されたんだってことを理解した。
「やま…んっ!」
名前を呼ぼうとした瞬間に塞がれた唇。
それはいつものキスのは違っていて。
苦しい。
バタバタともがいてみるけど、手首はベッドに押し付けられ、大和の足が私の足の間に入ってきて身動きが取れない。