ドSな君の、恋愛講座。

そ、そうなの？

中学も女子だけだったからわからない。

「ほんとにいいの？二人とも。」

「いいよ！わたし、みんなと美味しいものたくさん食べたい！」

「私も、みんなと回りたいかな。」

そうだよ、せっかくの修学旅行なんだもん！

「わかった、なら計画立てよう。まずは…」

この時私は知る由もなかった、まさか大和があんなことをしていたとは…



「うわあ！なんか、広い！」

そしてついに二週間後、鈴原桜子、初飛行機を体験して北海道の大地に上陸！

「さく、はしゃぎすぎ！飛行機乗る前はさんざん怖い怖いってびびってたのに！」

だって、落ちちゃうんじゃないかって考えたら怖かったんだもん！

「にしてもなんか空気がおいしいね。」

「わかる！澄んでるっていうか、なんだろうね。」

そんな会話をしつつ一日目に泊まるホテルに一旦荷物を置きに行く。

今日泊まるホテルは二人一部屋、ふーちゃんと夕姫ちゃん、私とミラちゃんという組み合わせだ。