ドSな君の、恋愛講座。
私は人によって着信音を色々変えてる。
たとえばお母さんはモーツァルトの『きらきら星』、フーちゃんたち友達は『ドレミの歌』みたいな感じで。
そしてこの、響き渡る重厚なメロディー。
『オペラ座の怪人』
…大和だ。
でるべき?
でもきっと面倒なこと言われる。
いやー、でも無視したらもっと面倒なことになりそうな予感。
「ちょっとごめんね。」
私は仕方なくみんなから少し離れて電話を耳にあてた。
「もしもし。」
『さく、みーつけた。』
へ?
みーつけたって、まさか!
「はは、その顔うける。」
ほっぺをつままれ、目の前には大和。
な、なんで!?
どうしてここに!?
「未来ちゃんから聞いたんだよ、二日目の自由行動の最初は、札幌時計台だって。」
み、ミラちゃん!
「みーい!」
「真ちゃん!?なんで!?」
さすがにミラちゃんも一ノ瀬君たちが来るなんて思っても見なかったのか、かなり驚いた顔をしてる。
たとえばお母さんはモーツァルトの『きらきら星』、フーちゃんたち友達は『ドレミの歌』みたいな感じで。
そしてこの、響き渡る重厚なメロディー。
『オペラ座の怪人』
…大和だ。
でるべき?
でもきっと面倒なこと言われる。
いやー、でも無視したらもっと面倒なことになりそうな予感。
「ちょっとごめんね。」
私は仕方なくみんなから少し離れて電話を耳にあてた。
「もしもし。」
『さく、みーつけた。』
へ?
みーつけたって、まさか!
「はは、その顔うける。」
ほっぺをつままれ、目の前には大和。
な、なんで!?
どうしてここに!?
「未来ちゃんから聞いたんだよ、二日目の自由行動の最初は、札幌時計台だって。」
み、ミラちゃん!
「みーい!」
「真ちゃん!?なんで!?」
さすがにミラちゃんも一ノ瀬君たちが来るなんて思っても見なかったのか、かなり驚いた顔をしてる。