ドSな君の、恋愛講座。
「あれ、速水君たちじゃん!なんだ、二人共結局待ち合わせしてたの?言ってくれればよかったのに!」
フーちゃんと夕姫ちゃんがこちらにやってくる。
夕姫ちゃんたちは勘違いしてる!
私達が待ち合わせしてないことと、それと一ノ瀬君がみいちゃんの好きな一ノ瀬君じゃないってこと!
「そういうわけじゃ…」
「どうせならみんなでまわろうよ、俺らもちょうど男ばっかで四人でつまんないなって思ってたとこだし!」
黒髪短髪が爽やかないかにもスポーツしてます、って感じの男の子が言う。
「共学の人って男女混合の班なのかと思ってた。」
フーちゃんはぽつりと言う。
「あー、基本ね。でもうちの班、大和目当ての女子は桜子ちゃんがいるってこと知ってからみーんな他の班いっちゃって。俺ら四人男子余ったから、ここだけ特別、みたいな感じ。」
もう一人のなんだか背がそんなに高くなくて穏やかそうなどちらかといえば可愛いという言葉が似合う男の子が言った。
フーちゃんと夕姫ちゃんがこちらにやってくる。
夕姫ちゃんたちは勘違いしてる!
私達が待ち合わせしてないことと、それと一ノ瀬君がみいちゃんの好きな一ノ瀬君じゃないってこと!
「そういうわけじゃ…」
「どうせならみんなでまわろうよ、俺らもちょうど男ばっかで四人でつまんないなって思ってたとこだし!」
黒髪短髪が爽やかないかにもスポーツしてます、って感じの男の子が言う。
「共学の人って男女混合の班なのかと思ってた。」
フーちゃんはぽつりと言う。
「あー、基本ね。でもうちの班、大和目当ての女子は桜子ちゃんがいるってこと知ってからみーんな他の班いっちゃって。俺ら四人男子余ったから、ここだけ特別、みたいな感じ。」
もう一人のなんだか背がそんなに高くなくて穏やかそうなどちらかといえば可愛いという言葉が似合う男の子が言った。