ドSな君の、恋愛講座。
なにそれ!
なんか怖いんですけど!
そのあと、結局みんなで回ったけどそれはそれですごく楽しかった。
考えてみれば大和以外の男の子と話すのなんてひさしぶり。
それに洋貴くんも梓くんも楽しくて。
二日目の自由行動もあっという間に終わり、そろそろホテルに戻る時間。
「そういや、今日、俺達ホテルも一緒なんだよな。」
「そうそう、今日のホテルは温泉あるんだよねー!楽しみ!」
お料理も美味しいって有名らしい。
早く行きたいなー!
「…なあ、さく。」
ホテルに戻るバスの一番後ろの席。
私の隣に座っていた大和が耳元に口をよせる。
「ちょっ…!」
みんなは前を向いて楽しそうにおしゃべりしてるからいいものの、こんな公共の場所で!
「今日の夜十時、非常階段の踊り場で待ってる。絶対来いよ。」
そう言って私から離れた大和の口の端は少し上がっていて。
何かいたずらを考えついた子供みたいな表情。
なんか怖いんですけど!
そのあと、結局みんなで回ったけどそれはそれですごく楽しかった。
考えてみれば大和以外の男の子と話すのなんてひさしぶり。
それに洋貴くんも梓くんも楽しくて。
二日目の自由行動もあっという間に終わり、そろそろホテルに戻る時間。
「そういや、今日、俺達ホテルも一緒なんだよな。」
「そうそう、今日のホテルは温泉あるんだよねー!楽しみ!」
お料理も美味しいって有名らしい。
早く行きたいなー!
「…なあ、さく。」
ホテルに戻るバスの一番後ろの席。
私の隣に座っていた大和が耳元に口をよせる。
「ちょっ…!」
みんなは前を向いて楽しそうにおしゃべりしてるからいいものの、こんな公共の場所で!
「今日の夜十時、非常階段の踊り場で待ってる。絶対来いよ。」
そう言って私から離れた大和の口の端は少し上がっていて。
何かいたずらを考えついた子供みたいな表情。