ストロベリースマイル【短編】
「あ!そ・・・そういえば、茜はどうなったの~?恋の方は♪」

「え!?・・・進展無し・・・だよお~」

茜が寂しそうに言う。

「どうしよお~全然話せない・・・」

半泣きしながら言う。

そんな茜が可愛いとあたしは思った。

「頑張って!どんなことでもいいから話しなよ~」

「なんか・・・芽衣が言うと心強い・・・」

「え!?本当?なんか嬉しいかも♪初めて言われた!」

茜にそんなこと言われるなんて

今までのあたしでは考えられないことだ。

いつも茜に頼ってばかりだったから。

だから、茜の恋が実るように

あたしは全力で応援しよう!

あたしができることはなんでもする。

そう心に誓った。
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