ストロベリースマイル【短編】

近く

それからあたしと星はよく話すようになった。

「め~いちゃん♪ほい!苺飴♪」

星はよくあたしに苺飴をくれる。

「ありがとう♪」

「どういたしまして♪」

そう言ってにゃはっと笑う。

そんな星が可愛いと最近よく思うようになった。

「芽衣、最近、星と仲良いね~♪」

茜が言う。

「そっかな~」

曖昧に答える。

「好きとか?」

「え!?違う違う!全然そんなんじゃないしっ!」

「またまた~な~んか怪しい~♪」

「違うってば~」

そう言いながらも顔が赤くなるのが分かる。

なんだろう・・・なんで赤くなるんだろう・・・。
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