Successful Failure -短編集-




やがて、MWは、ヤクザも一目置く存在になり、街を歩けば、大抵がMWだと知って、逃げたり、加わったり、もう、どこからどこがMWかわからなくなるほどだった。



現にオレがちょっとコンビニへ行こうものなら、ヤンキー共に



「お疲れっす!総長!!」



と言われるほどで、ああ、こいつらもオレの組の一員だったのねと気づくほどだった。



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