紙飛行機にのせて…
それを受け取り、錠剤の薬を呑んだ。

ホッとした。
「眠くなってきたにゃ…」

「寝なよ。」

「おやすみにゃさーい☆」

「おやすみ。琴美。」


眠りについて、詠一は安心し、安堵の息をついた。



眠りについたのを確認し、詠一はカッターを引き出しにしまい、琴美の病室を去った…

「また来たの、君?」

政人医院長先生にあって、軽く会釈した。

本当は話したかったが、医院長先生だから、忙しないだろうと思い、
詠一は、軽く会釈するだけにした。


——————…

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