紙飛行機にのせて…
受付の人に軽く挨拶をし、階段を駆け上がり、屋上へ。
そして、持ってきた紙飛行機を破いた。1つ残して…
破いた紙飛行機を手のひらにのせ、息を吹きかけた。
風も吹いていた為、バラバラに飛びあがった。
「あ————!」
紙飛行機を地面に置いて、大声で叫んだ。
-ガチャ
「あら?慎也君?」
知ってる看護師の中で一番会う人が来た。
「学校は?」
「あー…高3なので、別に…」
半分嘘ついた。
「そうなの?あ、琴美ちゃんって…知ってる?」
「いえ、別に…」
「あの子ね、重病人なの。」
え…?って、
「僕には…関係のないことかと思うんですけど?紗子さん。」
そして、持ってきた紙飛行機を破いた。1つ残して…
破いた紙飛行機を手のひらにのせ、息を吹きかけた。
風も吹いていた為、バラバラに飛びあがった。
「あ————!」
紙飛行機を地面に置いて、大声で叫んだ。
-ガチャ
「あら?慎也君?」
知ってる看護師の中で一番会う人が来た。
「学校は?」
「あー…高3なので、別に…」
半分嘘ついた。
「そうなの?あ、琴美ちゃんって…知ってる?」
「いえ、別に…」
「あの子ね、重病人なの。」
え…?って、
「僕には…関係のないことかと思うんですけど?紗子さん。」