紙飛行機にのせて…
「さてと♪夕飯用意するわよ~♪」


慎也以外誰もいない家に彼女がいると華やぐことが彼女の良いとこだろう。


「ありがとうございます。」

「んー?あ、今日、泊まってもいい?」

「どうしてです?」

「うーん、慎也ちゃん1人だと淋しいでしょー?」


「いえ、全然?」
バッサリ言った。


食べ終わったので、食器を慎也は片付けた。
2階へと向かう。


「あら?勉強?」
「まぁ…」


「そう。病院を継ぐから…?」
「…えぇ。」
嘘をついた。

きっと、彼女は気づいているだろう。

慎也は… 継ぐ気など、さらさらないのだから…誰に何を言われようが…

To be continued…

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