紙飛行機にのせて…
「一難去ってまた一難かよ!」
琴美の脈を政人ははかる。


「…父さん、琴美は…死にたくないって…」

「くそ。手の施しようが…」


顔が青ざめる気がした。

「あるにしても、リスクは回避できない…とゆうより、手術はまだ…点滴もってこい!」


…琴美。

「死なせない!琴美ちゃんは…唯香の親友の…」

母さんの?何…気にはなるけど、今は…



「琴美は…助かるんだよね?」

「あぁ。ぜってぇ!助けてやるよ!外に出てろ。」


慎也は、
病室から出て、廊下で待ってることにした…


——————…

< 207 / 278 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop