紙飛行機にのせて…
「俺の担当するレントゲン室…で、良いか?」
「別に良いけど?」
***
「…で?」
「その…ポロリと言ってただろ?さっき…「“唯香の親友”?」
母さんの親友”
「あれ、な…琴美ちゃんの母親の事だよ。」
母親。つまり…
「世界的歌手だかの“花戸美琴”?」
ちょびっとだけ、調べたのだ。
琴美から聞いてない分を…
「そうだ。で、唯香の親友。だ…」
ぽくぽくポク…チーン。
「んな、なぁんだって〜‼︎‼︎」
慎也の声は、
レントゲン室を超えて、今いる階全体に響いただろう。
「えーと…紙に書いて説明するか?」
「いや…あ、うん。」
すぐ横にあるメモ用紙を一枚破り、
「こーゆーことだ。」
と、関係を書いてくれた。
——————…
「別に良いけど?」
***
「…で?」
「その…ポロリと言ってただろ?さっき…「“唯香の親友”?」
母さんの親友”
「あれ、な…琴美ちゃんの母親の事だよ。」
母親。つまり…
「世界的歌手だかの“花戸美琴”?」
ちょびっとだけ、調べたのだ。
琴美から聞いてない分を…
「そうだ。で、唯香の親友。だ…」
ぽくぽくポク…チーン。
「んな、なぁんだって〜‼︎‼︎」
慎也の声は、
レントゲン室を超えて、今いる階全体に響いただろう。
「えーと…紙に書いて説明するか?」
「いや…あ、うん。」
すぐ横にあるメモ用紙を一枚破り、
「こーゆーことだ。」
と、関係を書いてくれた。
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