紙飛行機にのせて…
「いや、そーゆうとこは触んない。」

「ま、胸以外なら、何処でもさわっても良いにゃよ♪」

(胸以外なら、何処でもって…)



そっと、片頬に触れ、

「無理、するなよ…」
そう言った。


「無理?してない×2にゃ!」

「そう?なら良いけど…」


「心配してくれて、ありがとうだにゃ♪でも、分かっちゃってるんだ。無理してること…」

「どっち?」


「あのね…ううん。やめた…無理してるよ?でも、本当の笑顔を見せられるのは、慎也君、君だけだよ?」

琴美は、ニッコリと最高の笑顔を、慎也に見せた。



「えと…」
その笑顔に、戸惑った。

「か、帰るね…また…来るから。」


「うん。またね♪しーん〜や君♪あ、ううん…やっぱ良いや。えーいっちゃんには悪いけど。」

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