紙飛行機にのせて…
一生の思い出…
「にゃぁ、にゃにゃあー♪」
琴美は口ずさんだ。
「ふふ、隣町だけど嬉しいの?」
「にゃぁ〜」
土曜日。
正面玄関で、慎也を待っていた。
「そんなに楽しみなの?」
『うん♪』
隣町だけど、病院から出られることが嬉しいのだ。
「にゃー、にゃにゃにゃぁ〜…」
「そう言えば、気分が嬉しいと…にゃ”しか言えないけど、随分喋るのね。」
「にゃ?」
と…
「すみません!遅くなって…琴美。ごめんな。」
慎也が来た。
琴美は、
首を振り、その後、
『だいじょぶにゃぁ♪』
と、慎也に書いて見せた。
「そっか。紗子さん、行きましょう。あ、僕がリードするので。」
琴美の車椅子をひこうと、琴美の後ろ横へ行き、そう言った。
そして、
隣町へ行く為に、駅へと向った…
——————…
琴美は口ずさんだ。
「ふふ、隣町だけど嬉しいの?」
「にゃぁ〜」
土曜日。
正面玄関で、慎也を待っていた。
「そんなに楽しみなの?」
『うん♪』
隣町だけど、病院から出られることが嬉しいのだ。
「にゃー、にゃにゃにゃぁ〜…」
「そう言えば、気分が嬉しいと…にゃ”しか言えないけど、随分喋るのね。」
「にゃ?」
と…
「すみません!遅くなって…琴美。ごめんな。」
慎也が来た。
琴美は、
首を振り、その後、
『だいじょぶにゃぁ♪』
と、慎也に書いて見せた。
「そっか。紗子さん、行きましょう。あ、僕がリードするので。」
琴美の車椅子をひこうと、琴美の後ろ横へ行き、そう言った。
そして、
隣町へ行く為に、駅へと向った…
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