紙飛行機にのせて…
「寒…過ぎだろ…今日…当たり前か?」
進路決定してから、一週間経った。


季節は冬へと変わり目を向かえているからだろうからか、風がやけに冷たい。



「はぁ…寒。」

それと、今にも雨が降りそうな天気に、息を吹くと、白い息が出る。


今の時間帯は、 授業中の時間帯だが、3年生は行かない時期に入ったのだ。


で、慎也は何処に向かうかと言うと…

「都月、呼び出してすまんな。」
学校。


「…要件は何です?」
担任に呼び出しをくらったのだ。



「お前、進路変更はないんだろうな?」

今いるのは、前半部分でおなじみの?進路相談室。



「はい。併願は第二希望で。」

「そうか…お前の偏差値高いから大丈夫だぞ。」


「…それを伝えたいが為に、呼んだんですか?」

「…あぁ。」


少しの間があったが、キッパリバッサリ、担任に言われた。

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