紙飛行機にのせて…
今一度の奇跡?だけど、それは、儚く…散る?
「しん、や、君…だめ…」
琴美は、ブツリブツリと、
繋がれたチューブを外し、慎也の元へと歩く…
「信じられん。歩いているだと⁉︎」
神様…お願い。
「みんな…出ていってくれるかにゃ?」
ゆがんだ目で、琴美は言った。
「…分かった。」
「ありがとう…少しだけで、いいんにゃ。」
慎也君が、心配そうな目で見ている。
「大丈夫。慎也君…」
みんなが出て行くのを、琴美は確認し、引き出しから手紙を取り出す。
“大切な人”への手紙だ。
「これ、だけで…良いの。これを…かければ…何も…」
暫くして、
「で、来た…」
スッと、出入り口まで歩き、
「は、いっ、て…いい、にゃ…はっ…」
やることが終わり、みんなを中にいれる。
だけど…
「慎也…だけにして。お願い…」
琴美は、ブツリブツリと、
繋がれたチューブを外し、慎也の元へと歩く…
「信じられん。歩いているだと⁉︎」
神様…お願い。
「みんな…出ていってくれるかにゃ?」
ゆがんだ目で、琴美は言った。
「…分かった。」
「ありがとう…少しだけで、いいんにゃ。」
慎也君が、心配そうな目で見ている。
「大丈夫。慎也君…」
みんなが出て行くのを、琴美は確認し、引き出しから手紙を取り出す。
“大切な人”への手紙だ。
「これ、だけで…良いの。これを…かければ…何も…」
暫くして、
「で、来た…」
スッと、出入り口まで歩き、
「は、いっ、て…いい、にゃ…はっ…」
やることが終わり、みんなを中にいれる。
だけど…
「慎也…だけにして。お願い…」