紙飛行機にのせて…
慎也だけ、いれた。
「大丈夫…だい、じょ、う…ぶ。だから…」
途切れたり、そうじゃない言い方になる。
手紙は…隠した。
すぐに書いて…
「琴美。無理は…」
首を振った。
そして、笑った。
「大丈夫…だにゃ。」
ふらついた。
「琴美!」
「慎也君…私ね…」
フッと、意識が途切れる。
限界がきたようだ。
「琴美?おい!琴美⁉︎なぁ!」
慎也の胸の内。
「「琴美ちゃん!」」
外で様子を見ていたセンセと、紗子姉が駆けつける。
けど…
「こ、ない…で!」
そう、叫んだ。
出せる力を振り絞って…
「でも…」
「琴美?」
(ありがとう。慎也君…私、ね…慎也君——)
神様…好きな人に、最後に会えて…話せて、
「琴美…」
「慎也、私がいなくなっても…」
「大丈夫…だい、じょ、う…ぶ。だから…」
途切れたり、そうじゃない言い方になる。
手紙は…隠した。
すぐに書いて…
「琴美。無理は…」
首を振った。
そして、笑った。
「大丈夫…だにゃ。」
ふらついた。
「琴美!」
「慎也君…私ね…」
フッと、意識が途切れる。
限界がきたようだ。
「琴美?おい!琴美⁉︎なぁ!」
慎也の胸の内。
「「琴美ちゃん!」」
外で様子を見ていたセンセと、紗子姉が駆けつける。
けど…
「こ、ない…で!」
そう、叫んだ。
出せる力を振り絞って…
「でも…」
「琴美?」
(ありがとう。慎也君…私、ね…慎也君——)
神様…好きな人に、最後に会えて…話せて、
「琴美…」
「慎也、私がいなくなっても…」