紙飛行機にのせて…
中庭に出て、

「話ってなんなわけ?」
本題に入る。


「…ここ、継ぐ気ないんでしょ?」


「なんで知ってる。僕が…継ぐ気が無いことを…」
強めに言った。

「だってさ、にゃーんか似てるんだよね〜♪君と私。」

「は?」

「だってさ、君…慎也君は〜♪母親いないんでしょ?」
慎也は驚いた。

「それが何?」
琴美を睨みつけた。


「あ、図星?」
徐々にイラついてきた。


「…都月先生と何かあったんかにゃ?」

「あんたには関係ない。」


「にゃはは♪だよね〜♪けど…私と君は似てると思うよ?」

(似てる?馬鹿馬鹿しい。)


慎也は、
「あんたを病室に送る。それで2度と会わない。お前なんかと。」

「にゃはは♪イイよ。君って、実に面白いにゃ!」

琴美のペースを無視し、彼女の病室まで送った。

「じゃあな。花戸琴美。」
「にゃはは♪じゃあにー☆」


その後、すぐ様ダッシュで家へと帰っていった。

——————…

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