紙飛行機にのせて…
夏休み2

墓参り

バケツに水を入れて、柄杓(ひしゃく)を1つそのバケツにつける。

さらにもう一つの小さいバケツに水を入れた。

ある場所に慎也は今いる。
そう…

「母さん。きたよ。」
墓地だ。

少し荒れ果てていた。

灯籠台に入れておいた雑巾をとり、水を湿らせた。

綺麗に掃除…

「ふう…」
汗を拭った。


香花と花をいれる瓶を洗い、上の段に香花を。下の段に花をいれた。


次に、
新聞紙やいらない紙をクシャクシャに少し丸めて、それに火をつける。

ついた火に、線香を近づける。火が移る。

線香を軽く振って、激しい火を消した。
その線香を台に置いた。


手を合わせる…

数ヶ月に一回と命日とお盆の時期に墓参りをする。

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