紙飛行機にのせて…
愛は、姉の唯香にうり二つ…ではないが、そっくりなのだ。


「いえ、違いますよ。」

「それは失礼いたしました…」


(そんなに似ているかしら〜?)

「ふふ。」
愛は笑った。


「お姉さん、にゃんで笑ったにょ〜?」
女の子が言った。



「あなた方…都月病院の人でしょ?」
それで笑ったのよ。と、愛は言った。


「あ、やば!それでは…」
愛は去ろうとした。


「あの!また、会えますかね?」
浴衣を着た女性が言った。

「それは…どうでしょう?では…」

愛は、2人に手を振って、帰っていった…


——————…

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