shine

「瞬は、すごいよな
サッカーは将来期待されるレベルだし
頭はいいし、顔もいい」


「そんなことねーよ
幸樹も上手いじゃん」


俺ほどじゃないけど。

心のどこかでそう付け足して、心のどこかが見下すように笑う。


幸樹は1番の親友なのに。だ。


「謙遜すんなよ
俺は、2番目とか言われてるけど、
瞬に追いつくとか絶対無理」


まだ、グラウンドが見える。

他の部活も所々全国出場した所がある。

片付けが終わってない野球部を見ながら、幸樹の話を右から左に流していた。


< 6 / 21 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop