クローバーの約束。




何だこの沈黙


なにか話題を…っと思って湊くんの顔を見ると
凄くムッとしていた





お、怒らせるようなこと…したっけ?











「どうしたの?」





「なんでもない。ただ」





「ただ??」





「……なんでもない」











変なの


湊くんが変なのはいつもだけど


こんなの初めてかも





なにか気に触ることしちゃったのかなぁ…











「ごめんね…?
怒らせちゃったなら謝るから…許して?」











ギクシャクしたままが嫌だから謝ると
湊くんが私の口を塞ぐ




く、くるしい…











「謝るなー!!!
違うんだよ!ただ面白くなかっただけ!
俺じゃない人に夢教えるとかつまんなかっただけだから!」











少し照れたように言う湊くんが可愛い



もしかしてそれって











「ヤキモチ?」











私の言葉にコクンと素直に頷いた




や、やばい…にやけるよっ!






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