クローバーの約束。




「だって湊くんとそう言う話ししたことないじゃない」











そう言うとゆっくり私の口から手を離してムスくれる湊くん





子供みたいだなぁ











「俺別に夢なんてないしー」





「私だってなかったけど
絵を描くの好きだからなりたいなって思ったの」





「そっか…
俺のお嫁さんって夢はないのか〜」











お、お嫁さん!?



そんな…事言えるわけないよ!




湊くん何考えてるんだ〜




すごいニコニコ笑顔で言ってくるし…











「そ、そりゃなれるといいなって思うよ」





「なれるって!
俺がならせてあげるっ」





「何その自信」





「俺にできないことはーない!」











湊くんは自分の胸をドンと叩き満足そうに微笑む





でもなんでかな?

根拠もないけど、湊くんなら出来そうなんだ





湊くんのお嫁さんか〜…





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