クローバーの約束。




湊くんの部屋はそこそこ散らかってるけど
まぁこんなもんだろうと言う感じの
男の子の部屋だった












「散らかっててごめんなー」





「うん、四葉の方が綺麗」





「如月ドッペルゲンガーこまめそうだもんな」





「すっごいこまめだよ〜」











四葉は下手したら私より女子力高いのかもしれないと思うほどしっかりしてる



料理も掃除も母親が帰りが遅い時とかはしてて
偉いなぁと私は見守ってるだけ











「っていうか何その無駄にふわふわしてそうなベット」











湊くんのベットは見るからに寝心地がよさそう











「俺ベットだけは選んだから」





「意味わかんない」











そう言って私は湊くんのベットにダイブした





やっぱり予想通りふわふわしてる〜♪











「寝れそう」





「いいよ、寝ても」











湊くんはそう言ってくれるけど
さすがに人様のお家で寝るなんて出来ない





ベットにダイブした奴が言う事じゃないけど











「じゃ、俺ももぐろー」











そう言って湊くんは私の入っていたベットに潜り込んでくる











「わーー!くすぐったいっ!」





「痛!蹴るなよみつば〜」











もぞもぞと入ってきてくすぐったいから思わず蹴ってしまう






たのしいなぁ…





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