クローバーの約束。
翌日
「湊くーん
散歩に行かない??」
ゴロゴロしていて暇だから散歩に誘ってみる
動かなすぎたら体がなまっちゃうしね
「えー?大丈夫なの?」
「うん、支えてもらってもいい?」
「もちー!なんならお姫様だっこでもいいぞ〜」
「遠慮しとくよ」
お姫様抱っこは憧れなくもないけど
それだったら散歩の意味ないからね
「んじゃー行くか〜」
そして湊くんに支えられながら外に出る
なんだか久しぶりに外に出られた気がする
「あ…」
ふと、足元を見ると
可愛い綿毛が咲いていた
「たんぽぽだー!」
本当にたんぽぽって可愛いなぁ
少し申し訳ないけど
一つちぎって手に取る