クローバーの約束。
片付けも済ませ、それぞれ解散して
今はリビングで湊くんと二人きり
お母さんは入浴中です
「今日は2人で入ろうな〜」
「嫌だよっ!ゲホッ」
まだ言ってるのか!
こないだ入らなかったからね
「恥ずかしいもゲホッん!」
「そう言わずにー」
「いーやーだ!」
ゆっくり入れないじゃん!
またしても私が拒否していると
何処からともなく声が聞こえてきた
「いいじゃない入っちゃえば」
その声の主はお風呂から上がってきたお母さん
ありえなくない!?
親なら普通ダメって言うものじゃないの!?
「いやだよ!」
「いいじゃない
お母さんも昔お父さんとよく入ってたわ〜」
そのお父さんはこの前あったっきり
一向に来てないけどね
まぁ来なくていいけど
「そういう経験も必要よ
さ、入ってらっしゃい!」
何がそういう経験も必要だ!!
私にはいらないよ!
でもお母さんにお風呂場まで押され、
結局タオルを巻いて入ることになりました