クローバーの約束。
最後の日…1年記念日
翌日
私達の1年記念日8月3日
今日は朝から湊くんが来てくれるのだ♪
だけど…正直かなり体調はよろしくない
でももう少しで湊くんのやってくる時間だという時
その時は突然やってきた
「ゴホゴホッ…くっ…くる…し
ゲホッ…ゲホゲホッ」
酸素マスクしていてももう酸素がなかなか入って来なくなって
咳は出るのに
もう体力もないし息は苦しく…
一人ベットでウンウンと唸っていた
「く…た…ゲホッすけて…はぁ…」
苦しくてコロンと横に転がると
ベットからガタンと派手な音を立てて落ちてしまった
その音で看護師さんが病室に入ってくる
「大丈夫ですか!?気をしっかり如月さん!」
「ゲホゲホッ…くっ…くるし…い」
浅い呼吸で必死に酸素を求める
そんな中
看護師さんが何やらバタバタと
用意したり
ドクターが来たりするのが見えた
あぁ…私もうダメなのかな?
そんなことを考えていると…
より一層大きな足音がバタバタといくつも聞こえてきて
ガラッと乱暴に病室のドアが開かれた