クローバーの約束。




そして芽命を見つめる




せっかくの可愛い顔が台無しだよ
そんなに泣いたら











「め…いゴホッ
なにがあっても…みかた…でいてくれ…てゴホッ
ありが…とう」











芽命だけは私と一緒にいてくれた

湊くんと出会う前は
芽命だけが友達だったんだ




あの時芽命が屋上に連れて行ってくれなかったら
湊くんとこうしていられることもなかったんだよね







芽命には笑顔が似合うよ


太陽みたいにキラキラしてて
私の憧れの芽命でいてね…











「みつばーー……
離れても絶対に私とみつばは友達だよ!
一番の!大切なっ!!」











半分泣き叫ぶように言った芽命



ごめんね…











「わた…しもゲホゲホッ…しんゆう」





「うんっ!!心友!」











ありがとう


心友になってくれて嬉しい











「よつばと…なかよく…してね」





「うん…っ
まかせてよ!」











そう泣きながら笑った芽命が可愛かった




大好きだよ芽命





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