男子×男子♡
もう30分も待ったな…

要は俺をからかっていたのか?

「帰ろ。」


そう思ったときだった。
勢いよく、図書室のドアが開いた


「かな、め?」

要は俺に寄りかかった。

ヤバイ。心臓バクバクいってる‼︎

ぜってー要に聞こえてるよ~…

「ごめん。」

「え?」

「いきなり、委員会の仕事頼まれて…
こんなに遅くまで待っていてくれたんだな」

要は優しく笑って、俺にキスをした。

「うん。ずっと、待ってた
もう来ないかと思った」

「ごめん。」

「からかわれたのかと思った」



グイッと肩を掴まれそのまま
要の胸の中に抱き寄せられた。


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