黒十字、邪悪なり
次々と飛び立っていくヘリ。

セシル達の乗ったヘリも、死都と化した都市へと向かう。

困難な任務になるのは間違いない。

これまで怪異駆逐対策局が遂行してきた中で、最も大規模な任務となるだろう。

最早天災に近い。

だが、生存者が一人でもいる以上、国民生活の保障及び向上を図る為。

どんな困難な任務にも立ち向かう。

ゾロターンカスタムを握り締めるセシルには、そんな強い覚悟があった。

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