黒十字、邪悪なり
吸血鬼一人相手に苦戦するセシル達を見ながら。
「……」
邪悪は立ち止まり、呆れたように侮蔑の眼差しを向ける。
「何をやっているんだ貴様らは。それしきの雑魚相手に、いつまでじゃれている」
「っっっ…」
邪悪の物言いに憤るセシル。
化け物の物差しで、言ってほしくない。
こちらは超常的な能力など何も持たない人間なのだ。
撃たれても死なず、頭を潰されても再生し、心臓を貫かれても甦る化け物から見れば、そりゃあこんな吸血鬼でも雑魚だろうが。
「それしきの力で、この俺を殺すつもりだったのか?笑わせる」
嘲笑う邪悪に、セシルがキレる。
牙を剥いて襲いかかって来る吸血鬼。
「おぉおおぉおぁあぁあぁっ!」
セシルはその口にゾロターンカスタムの砲口を捻じ込み、口腔内に弾丸を撃ち込む!
30ミリ神聖弾が炸裂し、吸血鬼の頭を粉々に吹き飛ばす!
壁一面に肉片と血飛沫がこびり付いた。
そんな凄惨な現場を作り出し。
「はぁ…はぁ…はぁ…」
セシルは呼吸を乱しながら邪悪を睨んだ。
「さっさと行きなさい…元凶の下へ…」
「……」
邪悪は立ち止まり、呆れたように侮蔑の眼差しを向ける。
「何をやっているんだ貴様らは。それしきの雑魚相手に、いつまでじゃれている」
「っっっ…」
邪悪の物言いに憤るセシル。
化け物の物差しで、言ってほしくない。
こちらは超常的な能力など何も持たない人間なのだ。
撃たれても死なず、頭を潰されても再生し、心臓を貫かれても甦る化け物から見れば、そりゃあこんな吸血鬼でも雑魚だろうが。
「それしきの力で、この俺を殺すつもりだったのか?笑わせる」
嘲笑う邪悪に、セシルがキレる。
牙を剥いて襲いかかって来る吸血鬼。
「おぉおおぉおぁあぁあぁっ!」
セシルはその口にゾロターンカスタムの砲口を捻じ込み、口腔内に弾丸を撃ち込む!
30ミリ神聖弾が炸裂し、吸血鬼の頭を粉々に吹き飛ばす!
壁一面に肉片と血飛沫がこびり付いた。
そんな凄惨な現場を作り出し。
「はぁ…はぁ…はぁ…」
セシルは呼吸を乱しながら邪悪を睨んだ。
「さっさと行きなさい…元凶の下へ…」