黒十字、邪悪なり
「まぁいい、いいだろう」
ベナルは立ち上がる。
「貴様が謎解きを拒否するならばそうしよう。俺もまどろっこしいのは好きじゃない」
「……で?」
邪悪はベナルを見る。
「余裕なんだろう?ベナル・ヨアキム・シュターセン。まだ殺る気満々って事だよなぁ?アンデッドの眷属を何十万ぶち殺されようが、別段痛くも痒くもないって事だよなぁ?」
向けられる二挺拳銃の銃口。
「闘るんだろ?殺り合うんだろ?どちらかがもう二度と再生できなくなって灰塵に還るまで、闘争を続けるんだろう?なぁ?」
ベナルは立ち上がる。
「貴様が謎解きを拒否するならばそうしよう。俺もまどろっこしいのは好きじゃない」
「……で?」
邪悪はベナルを見る。
「余裕なんだろう?ベナル・ヨアキム・シュターセン。まだ殺る気満々って事だよなぁ?アンデッドの眷属を何十万ぶち殺されようが、別段痛くも痒くもないって事だよなぁ?」
向けられる二挺拳銃の銃口。
「闘るんだろ?殺り合うんだろ?どちらかがもう二度と再生できなくなって灰塵に還るまで、闘争を続けるんだろう?なぁ?」